借金返済で被害届は受理される?

「借金返済をしないと、警察に被害届を出しますよ!」
返済ができないでいる債務者に対して、このような態度をとる金融業者も存在しています。
借りた側としては、「警察につかまってしまったらどうしよう……」と焦ってしまいます。

万が一借金が返済できなくても、警察に逮捕されることはありません。
なぜなら借金問題は「民事事件」になるためです。

世の中の事件には「刑事事件」「民事事件」の2種類が存在しています。
「刑事」というのは、国と人との間の取り決めで「刑法」などがこれにあたります。
国との約束を破ることによって、事件が発生します。

一方「民事」というのは、人同士の取り決めで「民法」などがこれにあたります。
誰かと契約を交わしたけど、その約束を破った、といったような場合を取り決めしています。
例えば物を売ったのに代金を支払ってもらえない、ということなどを「債務不履行」といいます。

借金をしたのに返済しないというのは、民事でいう「債務不履行」にあたります。
「債務不履行」をもって警察に逮捕されることはありません。
警察には「民事不介入の原則」があり、民事事件には介入しない(できない)のです。

つまり借金が返済できないからといって、警察に逮捕されることはまずありません。
民事事件として裁判所などで争うことになります。
借金が返済できない事情などにより、様々な解決策を講じることができますので、まずは専門家に相談するようにしましょう。
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